次世代コンクリートの特徴について

高機能セラミックを主成分としたコンクリート補修材で、高強度・不燃・不透水といった特徴があります。放射線も遮断できるため、放射線廃棄物等の長期間安定した状態で封じ込めることも可能です。 近年、無数のひび割れやむき出しとなった鉄筋に見られるコンクリートの“早期劣化”が問題視されております。本来コンクリートが持つはずである耐久性よりもはるかに早く起きたこの劣化の背景には、高度経済成長期に質よりも量を優先させた事で発生しています。

優れた基本性能

• 次世代コンクリートは、軽量かつ早強性で、通常コンクリートの２～３倍の圧縮強度、曲げ強度。
• 衝撃摩耗性に優れ、磨り減り係数は水路用ポリマーセメントの二分の一。
• 耐塩害性に優れている。塩害施設及び防波堤・テトラポットなどの使用も可能。
• 透過度は通常のコンクリートの三分の一以下。
• 耐腐蝕性にも優れ鉄筋に膜を張り、サビ付きにくくさせる効果を有する。
• 耐熱性・耐火性はレンガ並みの断熱性と耐火性（不燃）をもち硬化収縮もないのでクラックが発生しない。
• 耐摩耗性はモルタルの十分の一以下。
• 耐薬品性は酸及びアルカリに強い。
• 熱膨張性・熱膨張係数は金属・セメントに近い。
• 凍結地域での凍害にも強く、緻密性が高い。
• 有害物質は一切含まれておりません。

施工実績